知っておこう!予防・手当の仕方 「熱中症」の"予防"編

 令和7年5月から9月の全国における熱中症による救急搬送人員は、なんと100,510人!
平成20年の調査開始以降、初めて10万人を超えました。(令和71029日 消防庁報道資料より)
 熱中症のリスクは年々高まっており、基本と予防・応急の対応をあらためて学ぶ必要があります。
そこで今回は、「熱中症の“予防”編」として基礎知識と予防法についてお伝えします。

熱中症とは…?
体内の水分や塩分のバランスが崩れることで、体温や体液の調整がうまくできなくなる状態。
特に、高温、多湿、弱い風、輻射(ふくしゃ)熱がある環境では、身体から外気への熱放散が減少し、汗の蒸発が不十分になります。

どんな症状?
暑熱環境にさらされた、などが条件で 「立ちくらみ、こむらがえり、倦怠感」といった症状がみられれば熱中症の疑いがあります。
ひどくなると意識がもうろうとする・体温が極端に高いなどの症状がみられます。

熱中症にならないための予防!
①室外では日陰を選び、室内では扇風機エアコンなどを使用しましょう。
②濡れたタオルなどでこまめに汗を拭き、吸汗・速乾素材や通気性のある衣類・帽子を着用するなど工夫し、暑さを回避しましょう。
③喉が渇いたときはもちろん、渇く前、あるいは暑いところに出る前からこまめに水分補給をしましょう。※アルコールは体内の水分を排泄するので水分の補給になりません。

注意事項
①急に暑くなる日に屋外で過ごしたり、久しぶりに暑い環境で活動したりする場合は熱中症になりやすいので注意が必要です。
⇒日頃から運動で汗をかく習慣を身につけて、暑さに備えた身体作りをしておきましょう。
②疲労や水分不足、肥満、慢性疾患、薬剤服用など個人の条件も考慮しましょう。
③部活動などの集団活動の場では、自分だけではなく、周りの方も熱中症にならないよう配慮しましょう。

次回は、もしも熱中症になってしまったら…その「手当の仕方」をお伝えします!

赤十字ではいのちを守るための様々な講習を実施。病気や事故防止の知識、心肺蘇生やAEDの使い方、ケガの応急手当てなどを学べます。

《赤十字の講習についてはこちら》
https://www.jrc.or.jp/chapter/kanagawa/study/

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