11/5「世界津波防災の日」知っておこう防災の知識~津波編①~
津波が発生すると広域にわたり国民の生命や財産に甚大な被害を及ぼします。日本は、常に大規模な地震に伴う津波のリスクにさらされています。
特に、東日本大震災の教訓を生かし、津波対策(防災・減災)を徹底することが求められています。
今年7月30日にはカムチャツカ半島地震による津波も発生しました。津波対策の重要性について改めて感じた方も多いのではないでしょうか?
そこで、赤十字が津波の対策をお伝えします!
防災の重要性
津波からの被害を軽減するためには、日頃からの備えを強化することが重要です。以下3つの原則を意識しましょう。
自助: 自分自身や大切な人の命を守る意識を持つこと。
共助: 地域の人たちと協力し合い、助け合う体制を整えること。
公助: 公的機関による適切な支援と情報提供を受けること。

あなたができる対策①「自助」
■防災のイベントや応急手当の講習に参加し、防災意識や知識・技術を高める。
■家庭で防災会議をする:津波から身を守るためには、家庭での避難計画を事前に作り、家族で共有しておくことが重要です。
特に、次のポイントに留意してください。
・津波警報が発令された場合は、速やかに高い場所へ避難する。
・地震があった場合は、警報を待たずに自分の判断で動く。
・家族の安否確認のために津波危険地域には戻らない。

次回は「あなたができる対策②」として、津波フラッグや津波避難訓練についてお伝えします。
参考:気象庁、公益財団法人日本ライフセービング協会