ルールを守ってたのしい水泳・水遊び① ~心構え編~
夏に向けて、毎年多くの人が水辺のレジャーを楽しんでいます。
しかし、この季節は1年で水の事故が1番多い季節でもあります。
令和6年夏期※は、488件の水難事故が発生しており、水難者は601人。そのうち死者・行方不明者は242人いました。※7~8月の2か月
事故は海(52.9%)と河川(33.3%)で起きており、両方で全体の86.2%を占めています。また、水遊びや釣り、水泳による事故がほとんどです。
水遊びに集中して、知らないうちに危ないところへ行ってしまったり、不意に水辺に転落してしまったことはありませんか?事故にあわないために、次のことを知っておきましょう!
◆水辺に向かう前に次のことを確認しましょう。
〇疲労や睡眠不足、無理をした計画ではありませんか?
〇天気予報や各種サイトを利用し、天候や風(風向や風力)、気温や水温、潮汐などを確認しましたか?
〇一人で遊びに行かないようにしましょう!
〇河川や湖沼、池などで、水底の状態が確認できないところでは遊ばない、草でおおわれているところには近づかない。
→滑りやすいところが多いので足元に注意するようにしましょう!
〇流れてきたもの、流れてしまったものを追わない。
〇河川で水量が増えてきたときは直ちに水辺から離れましょう!
〇立ち入り禁止や波が高いとき岩場や防波堤などには近づかない。
〇必ずライフジャケットを身につけましょう。
日本赤十字社では、皆さんが水に親しみ、水の事故から大切ないのちを守るため、水上安全法講習を行っています。
機会がありましたら、ぜひ受講してみましょう。
次回は、【ライフジャケット】について紹介します!