シリーズ「関東大震災100年」 ~当時の資料から県内の様子をひもとく~(3)

 最終回は、支援者の皆様への報告について振り返ります。
 日赤は震災から1ヵ月後に全国の社員(今の会員)向け機関紙を発行しています。会員やボランティア、支援者の皆様に活動の報告をすることは今も昔も変わらず欠かすことのできないことです。
 この中には、「神奈川県支部の職員が炎をくぐって夜通し歩き、都内の日赤病院まで医療チームの派遣を依頼しに行った」という記事や、「他府県支部救護班が即時に県内の巡回診療にあたった」という記述などが残っています。
 日赤救護班は、受け身に甘んじることなく自ら救護活動にあたることを、今も昔も変わらず貫いています。

 全20ページの写真や記事に興味がある方はこちらの企画展ページからご覧いただけます。
 ★日本赤十字社では当時の貴重な資料を紹介する企画展を実施しています。WEBからでもご覧いただけます。

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▲神奈川県内における赤十字救護体制状況

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▲赤十字本社企画展「温故備震」

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