防災ボランティア研修Ⅱを開催しました!
8月20日(水)、嬬恋郷土資料館・鎌原観音堂を会場に、「防災ボランティア研修Ⅱ」を開催しました。赤十字防災ボランティアが自らの企画・運営のもと実施するこの研修は今年度2回目の開催となりました。会場には30名の防災ボランティアが集まり、天明3年の浅間山噴火について学んできました。
嬬恋郷土資料館のガイドさんのもと、まずは資料館内の展示を見学し、県内のみならずもたらされた被害の大きさを再認識しました。また、噴火からの復興と嬬恋村の現代に至るまでの歩みについても解説され、参加者は興味深そうに耳を傾けていました。
資料館内見学のあとは鎌原観音堂を参拝しました。有名な石の階段を実際に上り、本堂の前で天明3年の噴火時の避難の様子についての話を伺いました。江戸時代の話ではあるものの現代の災害時の対応にもつながるような内容でした。
群馬県内には自然災害の遺構が少なく、今回のように実際に見学できたのは非常に貴重な体験であるとともに、改めて防災への意識を高める良い機会となりました。