令和7年度 泉南ブロック青少年赤十字指導者講習会を開催しました
8月7日(木)に、泉南地域の青少年赤十字(JRC)加盟校の指導者を対象とした講習会を開催しました。
当日は、泉南市・泉佐野市・阪南市の指導者が一堂に会し、ワークショップやレクリエーションを通して交流を深めつつ、学校教育で活用できる青少年赤十字の精神や活動について学習と実践を行いました。
「世界の人道危機」の講義では、世界中で苦しむ人々の現状について赤十字の活動を交えてお話があり、「今、日本にいる私たちにできること」について考える機会となりました。
「防災教育プログラム」の時間では、日本赤十字社が制作した「まもるいのち ひろめるぼうさい」の教材を活用したワークショップを実施し、災害時に必要なコミュニケーション力の重要性を学びました。
「心と体をほぐすソング・レク」の時間では、参加者全員で体を動かしてレクリエーションを実施し、緊張をほぐし、心の距離を縮めることが出来るレクリエーションの有用性を実感しました。
「国際交流」の時間には、日本以外の国にルーツのある方々6名と交流を深め、青少年赤十字の実践目標の一つである「国際理解・親善」を行いました。
初めは硬い表情をしていた参加者も、プログラムが進むにつれて表情が和らいでたくさんの笑顔が見られ、交流を通して新たな視点や気づきを得るなど、充実した一日となりました。
参加者からは、「自分の学校ではどんな取り組みができるか考えるきっかけになった。」「今後赤十字を活用していきたい。」といった感想も寄せられました。
本講習会は、泉南ブロック青少年赤十字指導者協議会が主催し、泉佐野市・泉南市・阪南市の先生方によって企画・運営されました。
日本赤十字社大阪府支部では、今後も地域の実情に応じ青少年赤十字活動の普及を行っていきます。