\知っておこう!「動物咬創(こうそう)について」/
「動物咬創(こうそう)」をご存じですか?
イヌやネコなどの動物に噛まれたりひっかかれたりして、「病院に行った方がいいの?」「狂犬病や破傷風になるのかな?」などの不安を感じた方もいるかもしれません。
そこで今回は、「動物咬創の特徴、対策、注意事項、手当」についてご紹介します。
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■特徴 ・鋭い歯で噛まれると深い傷やさき傷(裂創)ができ、特に子どもにとっては重大なけがとなる恐れがある。
・狂犬病が流行する地域を旅行したときなどに動物に咬まれると 、狂犬病に感染してしまう危険がある。
→狂犬病ウイルスは、イヌだけでなく、ネコ・キツネ・オオカミ・スカンクなどによっても感染する可能性がある。
・ネコにひっかかれたり噛まれたりした数日から数週間後に、傷口の周囲に赤紫色の隆起、リンパ節の痛みや腫れ、発熱が見られることがある。
■対策 ・ペットを飼う時は、人をかむことがないよう、適切にしつける。
・野生動物やペットとは適正な距離を保つ。
不用意に近づいたり、餌をあげたりしない。
・破傷風や狂犬病ワクチンを接種することで、動物に噛まれた傷から感染を防ぐ。
※日本国内では狂犬病の発生はない
■注意事項
・動物によるかみ傷は化膿しやすく、感染する危険があるので、必ず医師の診療を受ける。
・飼い主がわからないイヌやネコを発見した時は、動物の特徴などを保健所に届ける。
・リンパ節の腫大や発熱は、他の病気でもみられる症状ですが、発熱が続くようなら、必ず診療を受けさせる。
・海外へ渡航する前に、感染症にかからないようにするため、各地域の推奨される予防接種情報を確認する。
■手当
・どんな小さな傷でも、石けんを使って水で良く洗う。
特に傷のまわりには唾液がついているのでよく洗い流す。
・清潔なガーゼを当てて包帯する。
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