10/29「世界脳卒中デー」脳卒中の症状や手当について知ろう! FAST&手当編

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脳卒中の初期症状を脳卒中の初期症状を迅速に認識し、早期対応を促すために重要な指針となる「FAST」と手当についてお伝えします。

FAST

脳卒中の典型的な症状を「顔(Face)の麻痺、腕(Arm)の麻痺、言葉(Speech)の障害、発症時刻(Time)」で表したものです。脳梗塞では、痛みが生じず、意識があるため、切迫感がなく、つい医療機関にかかるのが遅れてしまう場合があるので注意が必要です。

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手当

〇急激に意識障害を起こし倒れて体を強く打つことが多いので、全身、特に頭を打っていないかよく調べます。
〇心身ともに安静にします。
〇ネクタイ、ベルトなどを緩め、楽に呼吸ができるようにします。
〇水平に寝かせ、毛布などで保温します。
〇おう吐があるときには、おう吐物を誤って気管に吸い込まないように、回復体位をとらせます。
〇意識障害があるときは、一次救命処置の手順により手当を行います。
 ※倒れた場所がトイレや浴室または戸外などの場合には、数人の手を借りて、近くで安静を保てる場所に静かに移します。
  その際、頭部と胴体を水平に保ち、特に頭が動揺しないように注意します。

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赤十字ではいのちを守るための様々な講習を実施。病気や事故防止の知識、心肺蘇生やAEDの使い方、ケガの応急手当てなどを学べます。
赤十字の講習について》 https://www.jrc.or.jp/chapter/kanagawa/study/