自分の成長を実感する5日間  ~令和5年度青少年赤十字スタディー・センターを実施しました~

日本赤十字社は令和6年3月2226日、全国の青少年赤十字(JRC)の高校生メンバー73名を対象に、山梨県南都留郡山中湖村で『令和5年度青少年赤十字スタディー・センター』を実施しました。スタディー・センターは、各都道府県における高等学校JRC活動の中心となるリーダーの養成を目的として毎年開催している研修会で、今回で60回目を迎えました。

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高校生メンバーは本研修会で、気候変動に関する知識や、JRC活動に欠かせないリーダーシップとコミュニケーションなどを学んだ上で、自分の地域でできるアクションプランを作成しました。

〇気候変動の影響が甚大な大洋州で対策事業を担う日赤職員(国際赤十字連盟派遣中)に質問している様子。現地で活躍する職員の生の声を聞ける貴重な機会に、メンバーからは質問が止まりませんでした。

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〇気候変動によりもたらされる被害の相互関係をグループで話し合って模造紙にまとめている様子。話し合いの中で新たな視点に気づき、感動しているメンバーもいました。

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〇フィールドワークにて、グループのメンバーと協力しながらこれまでの学習を振り返っている様子。それぞれがリーダシップを発揮しメンバー間の仲も深まりました。

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〇最終日には研修後に地域で実践するアクションプランを個人ごとに作成。作成中も仲間同士アドバイスをしあい、今後活動を行う自信に繋がりました。

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参加した高校生メンバーからは、「前に立ってみんなに指示を出すことだけがリーダーシップではなく、様々なリーダーシップがあるということを知って、自分にできるリーダーとしての行動をとろうと思いました。」

「最初はとても不安だったけれど、どんどん意見を出して主体的に動くみんなを見てインスピレーションを受け、自分も動けるようになり、自分から考えて動くことの楽しさを知りました。」

「私自身、自分の成長をワークショップを通して感じることができその成長に驚いています。やればできるじゃん私!と思いました!」などの感想が挙がりました。

青少年赤十字では今後も、実践活動を通して自ら「気づき、考え、実行」できる学びの機会を提供し、

自分が今、他者のために何が出来るかを考え、リーダーシップを発揮し、率先して行動していく子どもたちの育成を行っていきます。

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