こころのケア活動

被災者に対するこころのケア

大規模な災害などにより、家族や友人を失ったり、また避難所での不自由な生活を強いられたりすると、心に大きなダメージを受けることにより、時に体調の変化など身体的な症状となって表れることがあります。

日本で「こころ」の問題が一般に注目されるようになったのは、平成7年の阪神・淡路大震災でした。

災害時のこころのケア活動

日本赤十字社はこれまでに、多くの災害でこころのケア活動を行ってきました。主な活動事例は次のとおりです。

(1)有珠山噴火災害(平成12年)

伊達赤十字病院内に「赤十字こころのケアセンター」を開設し、被災者に対する心的なケアとして、子どもや高齢者の方へのレクリエーション、現地に派遣された救護班による災害救護活動に併せて実施する「こころのケア」活動、病院の臨床心理士による電話相談を行いました 。

(2)芸予地震災害(平成13年)

広島赤十字・原爆病院と三原赤十字病院に、「こころのケア」の電話相談窓口を開設しました。

(3)新潟県中越地震災害(平成16年)

発災当初から「こころのケア」職員が救護班とともに現地に入り、「こころのケア」活動を展開しました。被災者だけでなく、被災地で活動を続けるボランティアに対しても、合唱、舞踊講習などのリラクゼーション法を取り入れ、支援する側のストレスの軽減に努めました。

(4)能登半島地震災害(平成19年)

救護班に「こころのケア」職員が同行し、医療救護活動とともに「こころのケア」活動を実施しました。また、被災地で活動する保健師の方々と協力し、地域に根ざした「こころのケア」活動の普及を図りました。

日本赤十字社のこころのケアについて(PDF:215KB)

現在、日本赤十字社は、災害時の「こころのケア」を災害救護活動の重要な柱の一つと位置づけ、こころのケア指導者を養成するとともに、全国の救護班職員に対する研修を実施しています。

「こころのケア」について、詳しくは冊子「災害時のこころのケア」をご覧ください。

※東北関東大震災に際し、たくさんの「こころのケア」に関するご質問をいただいております。
弊社で作成いたしました「こころのケア」関連の冊子を期間限定で公開しますのでご覧ください。

①ボランティアとこころのケア(PDF:1.48MB)

②災害時のこころのケア(PDF:11.4MB)

通常は、以下のリンク先「株式会社日赤サービス」からご購入いただけます。