"苦しんでいる人を救いたい" 災害時に命を守る赤十字救護員の訓練を実施します

日本赤十字社埼玉県支部(支部長:大野元裕埼玉県知事)は、6月25日(水)から27日(金)までの3日間泊まり込みで、被災地での活動経験豊富な指導者のもと、新たに任命した救護員の集中訓練を行います。

自然災害の頻発化、激甚化、広域化が懸念される昨今、被災して苦しむ人を一人でも多く救うために新たな救護員を育成し、災害対応力をさらに強化していきます。

昨年1月に発生した「令和6年能登半島地震」でも、この訓練に参加した救護員の多くが現地へ派遣されました。

≪概要≫

【日 時】 令和7年6月25日(水)12:00 ~   6月27日(金)15:35

【場 所】 いこいの村ヘリテイジ美の山(秩父郡皆野町皆野3415)

【参加者】 赤十字病院(さいたま・小川・深谷)の医師・看護師・薬剤師など

      日本赤十字社埼玉県支部事務職員、日赤災害医療コーディネーター

      日本DMAT隊員、日本DMATインストラクター

      全国赤十字救護班研修会指導スタッフ  など約90人   

【内 容】 

6月25日(水)

12:0018:00

・災害医療概論【講義】

・日本赤十字社の災害救護活動【講義】

・救護所設営(救護テントの設営、ベッド・点滴台の設置等)【実習】

・局地、近隣災害についてグループワーク

・広域災害救急医療情報システム(EMIS)【講義・実習】 など

6月26日(木)

8:30~17:45

・超急性期の災害医療対応に必要なスキル(トリアージ)【講義・実習】

・災害救護の実際(発災から撤収まで)【グループワーク】

・災害時の外傷症例の評価、医療セットの取り扱い、現場救護所の運営、

 業務用無線等の取り扱い等【職種別講義・実習】

・「令和6年能登半島地震」の救護報告講義・30分程度

 派遣された救護員から現地での活動について報告します。

6月27日(金)

8:30~15:35

・総合演習(救護所内活動シミュレーション)【実習】

 ※午前実施。

  ※3日間の訓練を踏まえたシミュレーション。超急性期を想定。

取材について■ 

 ご取材いただける場合は、取材日の前日正午までに別紙「取材連絡票」の送付をお願いします。

【連絡・問合せ先】 

 日本赤十字社埼玉県支部 総務部 総務課 中野・松原

 広報担当者連絡先:090-7255-1766 TEL:048-789-7103 

   FAX:048-834-1520  E-mail:koho@saitama.jrc.or.jp

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