地域の小・中学生ボランティアとハイゼックス米、アルファ米の炊き出し訓練

加須市赤十字奉仕団加須分団は、令和4年8月2日()に加須市商工会を会場に地域の小・中学生ボランティアと炊き出し訓練を実施しました。

昨年度の訓練に引き続き、新型コロナウイルス感染症対策として、マスク着用、手指消毒の徹底やビニール手袋を使用しました。また、常に窓とドアを開け換気し、グループを3つに分けて密を避けて調理を行い、調理したものは持ち帰り各自自宅で試食しました。

今年度から新しく奉仕団活動のPRも兼ねて、社会福祉協議会の事業である『夏のボランティア体験プログラム』と連携し、市民ボランティアを募集して、地域の小・中学生にハイゼックス袋※1の使い方やアルファ米※2の作り方を教えながら実施しました。青少年赤十字加盟校の加須小学校、三俣小学校、花崎北小学校、加須南小学校、加須西中学校、加須東中学校の児童・生徒も参加し、赤十字奉仕団と青少年赤十字とが活動連携する良い機会となりました♪


参加したみなさんからは、次のような感想をいただきました。

☆奉仕団分団長
「炊き出し訓練と「災害時の非常食を作ってみよう」をテーマにして、小・中学生の夏のボランティア体験者を10名募集し、奉仕団員12名とカレー味のアルファ米とハイゼックス米を炊き出ししました。子ども達は奉仕団員の指導の下、手際よく決められた時間内に訓練を終了し、失敗しなかった事が一番の好評点です。来年もまた訓練を予定しております。」

☆奉仕団員の方
「今までの炊き出し訓練の成果を生かし、スムーズに子供たちに作り方を教えることができました。コロナ禍は続いていますが、年に1度の炊き出し訓練を無事実施できてよかったです。」

☆参加した小・中学生
「もし非常時になってもここで学んだことを思い出して非常食を作りたいです。」
「難しかったですが、もし災害が起きた時は率先してやりたいです。」


Withコロナの中、埼玉県内の赤十字奉仕団は知恵を出し合いながら、工夫して活動に取り組んでいます。
支部としてもみなさんの活動をサポートしながら、今後どのような活動が紹介できるか楽しみにしています♪


※1 ハイゼックス袋:
超高分子量ポリエチレンの袋(約30×10cm)で、少しのきれいな水とお米を袋に入れて炊きます。

※2 アルファ米:
炊き上げた米を乾燥させて水分を飛ばした状態のもの。お米を炊かずにお湯や水を注いで食べることができます。

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