地域で行う防災教育の担い手~赤十字防災セミナー指導者~

近年、気候変動等も影響していると思われる大雨や台風等の風水害が全国各地で毎年発生しています。
日本赤十字社では『苦痛を限りなく軽減させるための活動を推進し、災害に強い地域社会の実現を目指す』ことを事業の目標に掲げており、当支部ではその一つとして地域防災の取り組みの普及に取り組んでいます。
4月25日(土)~26日(日)の2日間、当支部にてボランティア講習指導員や職員等を対象とした「赤十字防災教育事業(赤十字防災セミナー) 指導者養成研修会」を実施し、新たにボランティア9名と職員1名の赤十字防災セミナー指導者が誕生しました。

この研修会では、各地域で行う防災教育を担う指導者の育成を目的に実施しており、赤十字防災セミナーの目的やこれまでの取り組みを理解するとともに、実際に体験型の各カリキュラムを習得し、今後地域で効果的に指導できることを目標としています。
座学で事業の位置づけや指導上の留意点を確認し、その後、実技・演習を通じて指導方法を体得しました。
参加者は各カリキュラムを体験する中で、防災セミナー受講者の「気づき」や「行動」へと導くための具体的な手法を学び、模擬演習やグループワークでは指導者としての進行・問いかけ・振り返りの方法について活発に意見交換を行いました。研修後のアンケートや発言からは、参加者自身の地域防災への取り組み意欲が高まったことが窺え、今後、本研修で得た知見を活かした指導によって、地域住民による防災対応能力の強化等への取り組みが広がっていくことが期待されます。

■指導者養成研修会カリキュラム
 - 赤十字防災セミナーの概要説明(目的、これまでの取り組み紹介)
 - 災害への備え(家庭や地域でできる備えのポイント)
 - 災害エスノグラフィー(被災者の視点に立った状況把握)
 - 災害図上訓練(DIG:図上を用いた避難行動や支援の検討)
 - 家具安全対策ゲーム(KAG:家庭の安全対策を楽しく学ぶワーク)
 - 指導のポイント・留意点に関する講義
 - 模擬演習およびグループワーク(受講者同士の指導実践とフィードバック)

赤十字防災セミナーは、町内会・自治会から小学校区程度までを範囲とし、地域住民の方を対象として開催しております。セミナーを通じ、お住まいの地域の皆さまで防災や減災について考えてみませんか。

セミナーの内容や実施のご依頼等について詳しくはこちら(当支部ホームページ「防災セミナー・防災教育」)をご覧ください。

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