ホームページ > 救急法等の講習TOP > 講習の内容について > 気道異物除去
講習の内容について
一次救命処置
気道異物除去
のどに異物が詰まると、話しかけても返答ができないとか、のどをつかむような仕草をして、苦しい状態を示そうとします。傷病者が咳をすることが可能であれば、咳がもっとも効果的です。
上腹部を突き上げる
立っているか座っている場合
傷病者を後ろから抱くような形で、上腹部(へそのすぐ上、みぞおちより下方の位置)に握りこぶしを当て、もう一方の手でその握りこぶしを上から握り、手前上方に突き上げます。
この方法は、乳児や妊婦には絶対に行ってはいけません。また、握りこぶしが剣状突起に当たるときも行ってはいけません。なお、行った場合は内臓を損傷している可能性があるので、窒息の状態がおさまっても必ず医師の診療を受けさせましょう。
※剣状突起とは胸骨の下側にある骨で、ここを押すと折れて内臓を損傷する危険があるので、絶対に手・指を当てないように注意します
背中をたたく・立っているか座っている場合
傷病者の頭をできるだけ低くし、胸を一方の手で支え、他方の手で左右の肩甲骨の間を続けてたたきます。
背中をたたく・寝ている場合
傷病者を横向きにし、胸と上腹部を救助者の大腿部で支え、左右の肩甲骨の間を続けてたたきます。
こどもの場合(乳児の場合:1歳未満)
救助者は、自分の手で乳児のあごを支え、前腕にのせて頭の方を下げ、もう一方の手の手掌基部で背中の真ん中をたたきます。
こどもの場合(小児の場合:1歳以上8歳未満)
素早く抱きかかえる又は大腿部で支え、頭を低くして平手(手掌基部)で背中をたたく。もしくは、成人と同じ要領で上腹部を突き上げる。
これらの方法を行っている間に傷病者が意識を失ったときは、直ちに心肺蘇生法を行います。