~熊本地震から1年~日本赤十字社の被災者支援と、新たな取り組み

甚大な被害をもたらした熊本地震から1年。日本赤十字社は発災直後から、救護活動やこころのケア、健康支援など“災害から命を守る活動”を続けてきました。これまでの支援内容と新たな取り組み、熊本地震での災害救護を通じて見えてきた課題についてご報告致します。

1.これまでの主な支援活動


★救護活動: 毛布や安眠セットなどの救援物資の配布。
dERU(仮設診療所)3ヵ所/救護班207班(およそ1600人)
診察した傷病者数、およそ7000人(巡回診療含む)
全国の赤十字病院から医師・看護師ら派遣、300人  など。
★健康支援:健康相談、母子支援、避難所の環境改善、心のケア、リラクゼーションなど。
★ボランティア: 延べ261人の赤十字ボランティアが物資の搬送等を実施。
★「平成28年度熊本地震義援金」の受付・送金
<受付状況> 279億5,196万8,173円 (平成29年3月20日現在 集計確認分)
<送金状況> 278億8,506万2,879円 (平成29年3月31日現在)
(熊本県 277億1,469万6,336円、 大分県 1億7,036万6,543円)
※日赤にお寄せいただいた義援金は手数料をいただくことなく、全額が被災県に設置された
義援金配分委員会を通じて被災者に届けられます。

2.今後の課題

大規模災害時に、より迅速に医療救護班や支援要員を派遣するための“初動派遣基準の検討”や、 様々な状況下で“医療・救護関係機関と協働・調整を行うための体制づくり”など、一層の支援策強化を図ります。

<防災・減災教育への取り組み!>

「まもるいのちひろめるぼうさい」
災害から身を守る力を子どもたちに育む“防災教育プログラム”。全国全ての小・中・高校等およそ3万6000校に教材を配布。(防災教育の様子を動画で配信中。)

「赤十字防災セミナー」 new!
今年4月から全国の各都道府県支部で順次開催。
地域密着で災害時応急対応にあたるリーダーを育成。