若者が基本原則の体現者になる~赤十字7原則セミナーを開催~

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異文化理解のアクティビティでは、様々な価値観をもった人同士の交渉を体験

ボランティア活動をする中で、対象者にどう向き合えばよいのか。どのような行動基準を持ったらよいのか。一度は直面するこうした課題に対して、解決の一助となるのが赤十字7原則セミナーです。
 日本赤十字社は本セミナーを3月に開催。全国各地で活動するユースボランティアと職員が、赤十字の「基本原則」※を行動で表すためのスキルや、“暴力抑止”“社会的包摂”“ジェンダー”といった社会課題について5日間かけて学びました。

このセミナーは、YABC(Youth as Agents of Behavioral Change:行動変容の担い手としてのユース)という国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)が若者のために開発したプログラムで、テーマごとのアクティビティ体験と振り返りのディスカッションがセットになったものです。ディスカッションを重ねることで、自分自身の思考の傾向や価値観を再発見し、社会的課題を解決するのための前向きな自己変容につなげてゆきます。

「アクティビティ体験を通じて、無意識に出てしまう自分の反応が偏見を含んでいる可能性に気がつきました」「理想の姿に向かって進むばかりで、今の自分の気持ちに気付けていなかったと思いました」「共感によって相手を理解することを学びました」など、参加者の気付きも様々でした。

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ひとつのアクティビティが終わるごとに行うディスカッションの様子

最後に講師が「今の自分を認めてあげることが他者を受け入れる第一歩です」と、自分自身に立ち返る大切さを伝え、研修を締めくくりました。赤十字として、社会の多様なニーズに応えることの出きる人材を育ててゆくためにも、これからもボランティアの育成に力を入れていきます。

*基本原則とは、赤十字の長い活動の中で生まれ、形作られた赤十字の行動姿勢のことで、「人道」「公平」「中立」「独立」「奉仕」「単一」「世界性」の7つから成ります。



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           5日間の研修で、地域を越えたつながりが生まれました