第46回フローレンス・ナイチンゲール記章授与式を挙行

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皇后陛下お手ずから、伊藤副院長に記章が授与されました

世界の看護師最高の栄誉「フローレンス・ナイチンゲール記章」の授与式が8月2日、日本赤十字社名誉総裁皇后陛下、名誉副総裁皇太子妃殿下、秋篠宮妃殿下、寬仁親王妃殿下ご臨席の下、東京・港区の東京プリンスホテルで開かれ、受章者の伊藤 明子 副院長兼看護部長(名古屋第二赤十字病院)に対し、皇后陛下お手ずから記章が授与されました。

同記章は、フローレンス・ナイチンゲール女史の偉大かつ崇高なる業績を永遠に記念し、看護活動に顕著な功績を果たした看護師などに贈られるものです。第46回目となった今年は、22カ国の39人が受章しました。

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受章者の伊藤副院長

伊藤副院長は、1988年に国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)の要請を受け、ベトナム難民支援のためマレーシア国ビドン島に派遣されたのを皮切りに、ケニア、東ティモール、アフガニスタン、インドネシア、パキスタンなど各国で医療救援活動に従事してきました。紛争地域において、さまざまな国・地域の医師、看護師等から成る国際赤十字の医療チームを束ねる事業責任者として数々の現場で指揮を執った経験を有する日本人最初の看護師です。

また、1995年の阪神・淡路大震災、2011年の東日本大震災をはじめ国内大規模災害の救護活動にも従事。2016年の熊本地震災害では、昼夜問わず患者を受け入れていた熊本赤十字病院を病院支援コーディネーターとして支えました。

授与式後の記念講演会では、看護師を志す学生に「救護の現場では、プロの看護師としての実力に加え、先を見る力や苦しんでいる人をおもんぱかれる力が必要です。」と熱く語りかけました。

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長岡赤十字看護専門学校生、さいたま赤十字看護専門学校生によるキャンドルサービスの様子

   また、今回の受章について「過去の派遣地で出逢った人々、傷ついた人々、そして尊い命を失われた人々に贈られた受章であると思います。今、この瞬間にも、紛争や災害で苦しんでいる人々がいます。同じ人間として、人として、目の前にはいない人々に想いを馳せていただき、援助の手を差し伸べていただけましたら幸いです。」と述べました。