病院がなくなる。希望が消える。

病院がなくなる。希望が消える。

もし今、あなたの周りから病院がなくなってしまったら・・・。
救急車も、薬も、医師や看護師も消えてしまったら・・・。

https://youtu.be/mag-jlqeGAU

日本では病気やけがをしても病院に行けば治療が受けられます。しかし世界に目を向けてみると、悲惨な紛争や暴力が続く中、人命救助を真っ先に行うべき病院や医療従事者そのものが攻撃を受ける事例があとを絶たず、助かる命すら救うことができません。

2年前の5月3日、国連安全保障理事会は、病院や医療従事者への攻撃はたとえ戦争時であっても許されず戦争犯罪であると強調し、国際社会に対して国際人道法の順守を促す決議を採択しました。


 しかし、今でも戦闘地域では毎週医療スタッフが攻撃されています。こうした現状を改めるためには、紛争当事者だけではなく、平和な国に住む私たち一人ひとりも、病院や医療従事者は攻撃対象ではないことをしっかりと理解し、国際人道法が守られていない現状に声をあげていかなくてはなりません。

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                     ©ICRC

病院への攻撃とともにやまないのが、赤十字をはじめとする人道支援スタッフへの攻撃です。4月21日には、赤十字国際委員会(ICRC)の保護要員としてイエメンで働いていた職員が銃弾に倒れました。彼の名はハンナ・ラフード。レバノン出身で、レバノン赤十字社で救急法のボランティアや職員として長年働いてきました。イエメンでは収容所に拘束された人々の状況を改善するために奔走。亡くなったこの日も、訪問先の収容所に向かう途中でした。

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                  ©ICRC



 中東のイエメンでは世界最悪と言われる人道危機が続き、3年にわたって続いている紛争で1万人近くが死亡。2000万人以上が支援を必要としていて、日本赤十字社を含む国際赤十字は長年、支援を行ってきました。

病院も、医療従事者も、そして人道支援スタッフも、決して攻撃の対象にしてはなりません。赤十字は引き続き苦しんでいる人を救うために活動を続けるとともに、こうした状況が少しでも改善されるよう、訴えていきます(#NotATarget)。