青少年赤十字について

児童・生徒が赤十字の精神に基づき、いのちと健康を大切に、
地域社会や世界のために奉仕し、世界の人びととの友好親善の精神を
育成することを目的として、さまざまな活動を学校教育の中で展開しています。

主な活動内容

  • リーダーシップ・トレーニング・センター

    夏休み中に県内各地から児童、生徒が参加し、宿泊研修を通して青少年赤十字の“こころ”と“リーダーとしての資質”を学びます。

  • 活動推進校の指定

    富山県支部では、毎年度ごとに青少年赤十字活動推進校を指定し、青少年赤十字活動の普及・啓発を目指しています。指定期間は2カ年で、2年目の終わりに研究報告書をご提出いただき、冊子にしてまとめたものを県内の小・中・高等学校、特別支援学校、幼稚園・保育園に配布します。

  • 国際交流

    青少年赤十字の実践目標の一つである「国際理解・親善」の下、国内外のメンバーと交流をします。

加盟方法について

青少年赤十字には、学校や園全体、学年・クラス・生徒会・クラブ・委員会などの単位で加盟することができます。加盟に伴う費用は一切かかりません。
下記の青少年赤十字新規加盟申込票(既に加盟済みの学校・園等は登録事項確認票)に必要事項を記入し、富山県支部にご提出ください。受領後、青少年赤十字関連の書籍や資料などを送付いたします。
加盟登録は毎年度初めに行いますが、新規加盟は随時受け付けております。

青少年赤十字とは

実践目標

青少年赤十字では、先に述べた目的を達成するために、「健康・安全」「奉仕」「国際理解・親善」の3つの実践目標を掲げています。

健康・安全
いのちと健康を大切にする
人間の生命はもっとも大事なものです。その生命を守るために、自分の命と健康を大切にするとともに、みんなの健康を守り、人間尊重の精神を養うことを目指します。
奉仕
人間として社会のため、人のためにつくす責任を自覚し、実行する
私たちはたった一人で生きているのではなく、社会の一員として生きています。自分が今、他者のために何が出来るかを考え、できることから実行していきます。
国際理解・親善
広く世界の青少年を知り、なかよくたすけあう精神を養う
私たちは、いつも世界の国々とのつながりの中で生活しています。外国の人々やその国のことについて正しく理解し、交流を深めることは大変重要なことです。それは自分自身を知ることにもつながります。このような積み重ねが、世界の平和の実現を目指していくことにつながります。

態度目標

主体性を育むために「気づき」「考え」「実行する」という態度目標を掲げています。

青少年赤十字の特徴

  • 学校や幼稚園・保育所に組織されています。
  • 何を実践するかは学校や園の自由裁量です。
  • 青少年赤十字は世界的な組織です。
  • 国内にも多くの仲間がいます。
  • 青少年赤十字は政治的、宗教的および思想的なことには中立・公平です。

加盟のメリット

  • 赤十字のネットワークを活用した幅広い活動ができます。
  • 指導者やメンバー対象の各種講習会の参加機会をご案内します。
  • 青少年赤十字の手法を活用した学校運営が可能です。
  • 青少年赤十字や赤十字に関する各種資料・教材がご提供できます。