【赤十字奉仕団×中学校】松伏町赤十字奉仕団が地元中学生の「災害図上訓練(DIG)」を支援!


20221215-e7389ab31f81765ed9bcca6e38224108585c0a3e.jpg

1124()、松伏町立松伏第二中学校において「赤十字防災セミナー」を実施しました。
このセミナーには、地元の松伏町赤十字奉仕団が参加し、支部職員とともに運営しました。

同奉仕団ではこれまでも、同校で毎年行われる「防災教室」に参加し、炊き出し訓練を通じて防災に対する関心を深めてもらいながら生徒たちと交流を深めていました。
しかし、コロナ禍で炊き出し訓練が中止となってしまったことを受け、団として実施した経験のある「災害図上訓練(DIG))」を今できるプログラムとして代わりに実施し、運営をサポートしたいとの思いが、地域奉仕団と学校との活動連携を推進している当支部の方針と一致した形で実現したものです。

当日は、全5クラスからなる中学校3年生168人を対象に、50分×2コマ、100分の授業の中DIG(災害図上訓練)を行いました。
メインの指導者が1つのクラスで授業を展開し、他の4クラスへオンライン配信する「ハイブリット形式」で実施し、他の指導者は各クラスを巡回しながら担任の先生とともに指導したほか、訓練の進捗管理をしました。

InkedIMG_2309_LI.jpg 20221215-d694149213658385d518328162acd7af9583b666.jpg

そして、昔から地域をよく知っている5人のボランティアは、それぞれ各クラスに分かれ、普段のボランティア活動の経験から得た知識などを活かし助言をするなど、生徒たちの学びをサポートしました。

20221215-1d9b13e7e7de095e48ba4cf243a4cf420e06a025.jpg 20221215-8739eb10533e93a3cacf42d4c40d385bb1e01541.jpg

生徒たちは、自分の自宅から学校までの通学路を範囲とした防災マップを作成。作業中は、ボランティアと話し合いながら、松伏町の地域の特徴を洗い出し、大雨や土砂崩れといった災害の危険性について考えるとともに、日頃からの備えとして、また災害が発生した後に自分達でもできることを話し合いました。

生徒たちは、地域のボランティアと交流をしながら防災について考えたことで、自分の住む地域をより深く知ることができ、そのためには普段から何ができるかについても考える良い機会となったようです。

災害時においては、これからますます学校の児童や生徒といった若い力が必要となってきます。
支部では、これからも地域をよく知る赤十字奉仕団と、防災教育を推進する学校との連携が深まるような機会に関わり、地域内の「自助」・「共助」力向上のためのサポートをして参ります。

20221215-2d97644707705e4b5c5080a9c9b38838c86ae81b.jpg