「地域包括ケア~地域ぐるみの支え合い~」について考える 令和4年度赤十字奉仕団委員長研修会を開催しました!

埼玉県内のすべての赤十字奉仕団の委員長を対象とした研修会を、去る10月21日(金)に日赤埼玉県支部を会場に開催しました。
対面で開催するのは約3年ぶりで、まだ時間や内容を制限しての開催でしたが、地域、特殊、青年の各赤十字奉仕団から34名の委員長ら代表が参加しました。

研修会の冒頭、支部職員による、最近の赤十字の動き、特にコロナ禍における今年度上半期の埼玉県支部の事業の取り組みについて報告をした後、これから日本赤十字社が特に力を入れていく「地域包括ケアシステムに対する赤十字の取り組み」について講義をしました。

これを踏まえ、次のグループワークでは「地域包括ケアと奉仕団活動」をテーマに、日頃の活動の情報交換と、これからの活動推進に向けた意見交換をしました。

独居老人などの見守り訪問活動や社会福祉施設での車いす清掃など、日頃の奉仕団活動が「地域包括ケアシステム」、すなわち「地域ぐるみの支え合い」の一翼を担っており、地域づくりに参加し、地域の人々とつながり、地域の困りごと(ニーズ)に対応した活動であることをあらためて確認し合うとともに、今後、新たに取り組んでみたい活動と、そのためにクリアしなければならない課題などについて整理しました。

終始にぎやかに話し合いが進み、あっという間に時間が過ぎてしまいましたが、最後はグループで話しあったことを発表、全体で共有して、今後、各地域、各奉仕団の実情に合わせて、「できることを、できる範囲で、継続的に」実践していくこととしました。


参加者からは次のような声をいただきました。
「3年ぶりの研修でしたが、対面でのグループワークがとても楽しかったです。」
「各奉仕団は地域の特性がありますが、様々な活動があると感じ、活動のアイディアが広がりました。」
「青少年赤十字との活動が赤十字を次世代につなげていく礎になると思います。」

Withコロナではありますが、埼玉県内の赤十字奉仕団は、委員長さんを中心に各団で常に知恵を出し合いながら、工夫して活動に取り組んでいます。

支部としてこれからも奉仕団活動をサポートして参ります♪

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