JRCメンバーとしての気づきを得るために ~勉強会~「ウクライナ人道危機と赤十字の活動を知ろう」を開催

あらゆるメディアから毎日流れてくる「ウクライナで起きている出来事」を伝えるニュースを見聞きし、「いったい何が起きているのか」「私たちに何ができるのだろうか」と考えていると思います。

日赤埼玉県支部は青少年赤十字(JRC)の中高生メンバーや指導者(≒教員)に対して、中立の赤十字の視点から現状を理解し、私たちにできることを考えるための気づきの機会を提供するため、オンラインでの勉強会を開催しました。

1,000人を超える参加者に集まっていただいた勉強会は、赤十字国際委員会(ICRC)駐日代表部の眞壁広報統括官と日赤本社国際部の辻田開発協力課長からのレポートと、同じく本社パートナーシップ推進部の藤枝青少年ボランティア課長にも参加いただいた参加者からの事前質問に答えるクロストークで構成。予定の1時間はあっという間に過ぎてしまいました。

参加した方からは「『平和』という言葉は一方には当てはまっても、他方には当てはまらないかもしれないという言葉が印象的でした」「ロシア赤の方の避難民支援の姿に、難しい立場で活動していることに思いを馳せました。憎しみを持つことは、すでに戦争に巻き込まれていることと同じというお話は印象的でした」というような声が寄せられて、私たち赤十字もJRCのメンバーに何か伝えることができたのではないかと感じることができました。この勉強会が参加した方々が何かに気づくきっかけになり、その気づきがそれぞれの考えを経て何らかの行動に繋がることを心から願っています。


私たち赤十字は、国際赤十字のネットワークと各地域にいる赤十字職員・ボランティアの力を最大限に活かし、支援を必要とする人びとに寄り添った活動を続けていきます。

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