赤十字活動にご協力いただいた皆様へ、感謝を込めて ~令和7年静岡県赤十字大会を開催~
令和7年9月12日(金)、「静岡県赤十字大会」を静岡市グランシップにて開催しました。
この大会は、静岡県支部への寄付や事業への協力者・団体に対し、支部長から直接謝意を伝えることで、協力者の士気を高め、今後の継続的な支援につなげることを目的としています。
表彰受章者、来賓、赤十字奉仕団員など総勢220名が一堂に会し、赤十字の理念と活動への理解を深める有意義な大会となりました。
大会の内容は以下のとおりです。
■ 式典
○「あこがれの赤十字」斉唱
赤十字の理念を共有する場として、参加者全員で心をひとつにしました。
○式辞:日本赤十字社静岡県支部長 鈴木康友(静岡県知事)
支部長より、赤十字活動へのご支援に対する感謝の言葉が述べられました。
○表彰(有功章、社長感謝状、支部長感謝状贈呈)
赤十字活動に顕著な功績のあった183個人・団体の中から代表して11個人・団体に対し、感謝と敬意を込めて支部長から直接、有功章及び感謝状を授与しました。
○来賓祝辞:日本赤十字社理事 菊地豊(伊豆市長)
赤十字の活動に対する温かい祝辞をいただきました。
○活動発表
•バングラデシュ南部避難民支援事業(浜松赤十字病院 救急病棟 看護師)
参会者にとって普段馴染みの薄い赤十字の国際活動について、理解を深める貴重な機会と
なりました。
•令和6年度青少年赤十字活動(静岡県立三島南高等学校 JRC部)
若年層のJRC活動に、参会者からは新鮮さと次世代への期待の声が寄せられました。
■ 記念講演
「日赤創設に尽力した知られざる貴婦人」と題して、静岡市出身の作家 植松三十里 氏の記念講演を実施。著書『鹿鳴館の花は散らず』を通じて、赤十字活動を支えた鍋島榮子侯爵夫人の生涯を紹介し、赤十字の新たな一面を知る貴重な講演となりました。県赤十字看護奉仕団委員長(元 赤十字病院副院長兼看護部長)からは、「赤十字のことでまだまだ知らないことがあり勉強になって良かった」と感想を寄せていただきました。
皆様のご支援に心より感謝申し上げます。
今後とも赤十字活動へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
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日本赤十字社静岡県支部長 鈴木康友 (静岡県知事)による式辞
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浜松赤十字病院 救急病棟 鳥井看護師による バングラデシュ南部避難民支援事業の活動発表
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静岡県立三島南高等学校 JRC部 生徒2名による令和6年度青少年赤十字活動発表
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作家 植松三十里 氏による記念講演