小学生向け国際人道法セミナーを開催しました。
10月14日(火)那覇市の繁多川公民館の秋休み企画「戦争のあとにも残るやさしさのルール」と題した国際人道法セミナーを開催しました。
公民館を利用する小学生10名が参加してくれました。
始めに、生まれ故郷サイパンで戦争を経験された青少年赤十字賛助奉仕団顧問の上運天先生が
戦争時の体験と青少年赤十字についてのお話をしてくれました。
また、ハーモニカで青少年赤十字の歌「空は世界へ」を吹いてくれました。
戦争体験をお話しする上運天先生
赤十字職員による国際人道法の講話では
少し難しい戦争でのルール(国際人道法)を学校でのケンカに置き換えて考えてもらいました。
「弱い者いじめ」「負けた子を馬鹿にする」など友だち同士でやってはいけないことあるように
実は戦争においてもやってはいけないことがたくさんあるんです。
初めて聞く話に真剣に聞いてくれていました。
国際人道法講話を行う日赤職員
最後は、ゲームを通して人道を学ぼう
「ピンチを乗り越えろ!地雷ゲーム!」
チームで協力して、地雷を踏まないように救援物資を病院まで運びます。
目隠しされた子に「右!右!」「一歩前に!」と声を掛け合って楽しんでいました。
地雷ゲームを楽しむ子どもたち
日本赤十字社沖縄県支部では、ゲームなどを通して楽しく国際人道法を学べる平和教育を行っています。
国際人道法についてのお問い合わせは日本赤十字社沖縄県支部担当者まで
電話 098-835-1177