台風8号による北大東島への職員派遣の出発式を行いました。

 台風8号による北大東島での大雨被害の発生に伴い、日本赤十字社沖縄県支部職員を被災地である北大東島へ派遣することが決定し、
8月1日(金)沖縄県支部で派遣職員の出発式を行いました。派遣職員は、日本赤十字社沖縄県支部の井上救護係長で、救援物資、被災者のこころのケア、医療的ニーズなどの調査にあたります。

 出発式において、日本赤十字社沖縄県支部の上間事務局長から、「台風第8号の記録的な大雨により被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。大雨被害により多くの方々が避難生活を余儀なくされている状況を踏まえ、当支部としても被災市町村や県と連携し、被災状況、支援のニーズを正確に把握し、被災者に寄り添った支援につなげられる活動に期待する。」と、激励の言葉がありました。

 また、今回派遣される井上救護係長からは、「昨年、北大東村の子どもたちを沖縄県支部に迎え、防災セミナーや救護倉庫の見学を実施した。
その際の引率者である北大東村役場の職員の方から、今回、救援物資やその他の支援ニーズについてご連絡をいただき、調整員の現地派遣が決まった。
日頃から取り組んでいる防災活動など赤十字の事業が、こうした実際の災害救護につながっていることを改めて実感している。現地の被災状況を
しっかりと把握し、被災された方々の気持ちに寄り添い、赤十字としてできる限りの支援につなげていきたい。」と決意を述べました。


 派遣職員 日本赤十字社沖縄県支部 救護係長 井上 稔之    
 派遣期間 令和7年8月1日(金)~4日(月)

画像 派遣される井上救護係長

画像 激励の挨拶を述べる上間事務局長