地域赤十字奉仕団5〜6月レポート:新団員、研修、即応力アップ!

 県内の各市町では、地域赤十字奉仕団(地域における赤十字ボランティア)が様々な活動に取り組んでいます。5月~6月に行われた活動をご紹介します!

≪5月:下田市赤十字奉仕団 – 新たな再出発≫
 母体となっていた女性の会の解散により存続の危機に陥っていた奉仕団。日赤下田市地区と有志が連携し、団員募集のチラシ配布や広報誌への掲載を実施した結果、31名の団員が集まり、見事に再始動を果たしました!海と山に囲まれた地域性を活かした、これからの活動に期待が高まります!!

≪6月:長泉町赤十字奉仕団 – 災害準備のための団員研修≫
 「知りたい災害時のトイレ・段ボールベッド」をテーマに外部講師を招き、携帯トイレと段ボールベッドの組み立て方を実習。団員研修ながら、民生委員や町民にも呼びかけたところ、多くの参加があり、災害対策への意識の高さがうかがえました。日頃からの備えの重要性を再確認する良い機会となりました。

≪6月:磐田市赤十字奉仕団 – 包装食袋を使った炊き出し研修≫
 普段から包装食袋(耐熱ポリ袋)を用いた炊き出しに取り組む磐田市。今回は炊き出し手順の再確認を目的に団員研修を実施。災害時には調理器具が限られ、肉・魚も使用できないなどの制約があることを意識しながら、実践的な対応力の強化を目指しました。


 5月から6月にかけて、地域赤十字奉仕団がそれぞれの地域特性や課題に応じた取り組みを展開しました。
 これからも、日々の備えやつながりを大切にしながら、いざというときに頼りになる存在として、地域に根ざした活動を続けていきます。

  • 再出発した下田市赤十字奉仕団

  • 携帯トイレを使用法を学ぶ(長泉町)

  • 段ボールベッドを組み立ててみよう(長泉町)

  • 災害時の制約を意識した炊き出し研修(磐田市)