未来のリーダーへ!~令和7年度佐賀県青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センターを開催~
佐賀県支部で、「第77回青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センター(以下『トレセン』という)」を開催し、県内の小・中・高校から22校、68名が参加しました。(※)
『小学校の部 7校・32名』
(7月29日(火)~30日(水)北山少年自然の家)
・主な活動
・赤十字と青少年赤十字
・V・S活動と先見について
・人道・ワークショップ
・フィールドワーク
・国際理解・親善

レクリエーション

赤十字と青少年赤十字

施設内のニーズ調査

人道について調べ学習

国際理解・親善
2日間の宿泊体験を通じて「協力することの楽しさや大切さ」を学びました。自己紹介やレクリエーションを通じて仲間と信頼関係を築き、その中でコミュニケーション能力を育みました。赤十字と青少年赤十字についての学習では赤十字の使命や役割を理解し、国際理解・親善でグローバルな視点を学びました。また、V・S活動と先見の学習を通じて社会貢献の意義を学びました。
『中学校の部 11校・26名』
(7月25日リモート 31日(木)~8月1日(金)北山少年自然の家)
・主な活動
・赤十字概論
・V・Sについて
・救急法
・フィールドワーク
・ワークショップ

救急法

フィールドワーク

ワークショップ①

②先生に相談
2日間の宿泊体験を通じて、主体的な行動力とリーダーシップを養いました。V・S活動、ワークショップや救急法で命を守る知識と技術を学び、社会に貢献する意識を高めました。
『高校の部 4校・10名』
(7月25日(金)佐野常民と三重津海軍所跡の歴史館、26日(土)日本赤十字社佐賀県支部)
・主な活動
・赤十字概論・青少年赤十字概論
・佐野常民と三重津海軍所跡の歴史館の見学
・防災学習
・フィールドワーク
・ワークショップ

歴史館見学①

②

防災学習①

災害から大切なものを守るためにはににができるか考える

ワークショップ①
チーフより修了証の授与

②先生に相談
高校はより実践的な学びを通じて、地域社会との繋がりや奉仕の精神を深めました。歴史館での赤十字の歴史理解、防災学習、フィールドワーク、ワークショップ作成を通じて、自分たちの役割や責任について考える機会となりました。ワークショップではテーマを防災とし、学校や地域でできる防災活動を先生方と一緒に考えました。
全校種共に、子どもたちは「思いやり」「協力」「行動力」といった、赤十字が大切にする精神を体験的に学びました。それぞれの活動の中で、仲間と共に悩み、考え、助け合いながら成長する姿が見られました。この経験が、彼らのこれからの学校生活や地域活動、そして未来の社会づくりに活かされることを願っています。
※トレセンは集団生活で仲間と協力し助け合う体験を通して「自ら気づき、考え、行動する力」を育むことを目的とし、夏休み期間中、県内の小・中・高生を対象に開催しています。