聴覚障害者の方々へ救急法講習を開催しました
当支部では、4月6日、26日、27日の3日間、佐賀県聴覚障害者協会の会員6人を対象に、救急法基礎講習・救急員養成講習を開催しました。
講習では、手話通訳者を招いて、学科・実技ともに手話を介して内容を伝えました。また、視覚的に理解しやすいよう、教本をプロジェクターで投影して進行し、タブレットの音声文字起こし機能やジェスチャーを駆使して指導を行いました。AEDの音声が聞こえなくても、発声ができなくても、救急時にどのように対処するか、1つ1つ確認・相談しながら進め、受講者全員が基礎講習・救急員養成講習の検定に合格しました。受講者からは、「障害があってもできることがある」といった感想が聞かれました。
当支部は、多様性社会に向けた講習に今後も取り組んでいきます。