地域で防災への取り組みはできていますか?

11月も各地域で赤十字防災セミナーを実施しましたので時系列に沿って、その内容をお届けいたします。

11月4日(土)は竹田市総合社会福祉センターにて竹田市社会福祉協議会主催で行われた災害ボランティアセンターの運営訓練に竹田市赤十字奉仕団と一緒に参加してきました。

今回の赤十字の役割は炊き出し!
奉仕団の皆さんで協力して訓練参加者のご飯とカレーを用意しました。

コロナ禍で炊き出し研修が行えておらず、お水の量や袋の結び方など団員にとっても良い復習の機会になりました!

12月のふれあい講座で炊き出し訓練を行い、皆さんで復習をします!

今回の訓練には竹田市災害ボランティアネットワーク協議会のメンバーの方々約120人が参加されており、連携してボランティアセンターを運営する姿に刺激を受けました。

赤十字も他団体との繋がりを大切にして活動していきたいと改めて感じました。

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11月10日(金)は日出町・是城公民館にて地域の防災士・パトロール隊員を対象に災害への備え、救急法を実施しました。

山も海も近い日出町は、大雨・土砂災害や津波の危険もあります。

皆さん地域のことを考えながら真剣にお話しを聞いてくださりました。

AEDを使用した心肺蘇生では、最初は圧迫部位、深さに苦戦されていましたが、経験し救急法を経験したことのある方が他の方にも教えてくださり、皆さんマスターすることができました。

繰り返し練習していざという時にでも落ち着いて行動できるようにしておくと安心です。

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11月29日(水)は豊後高田市・健康交流センター花いろにて乳幼児を育てる保護者の方を対象にハイゼックス袋を使用した蒸しパン作りと幼児安全法を行いました。

企画してくださったのは豊後高田市赤十字奉仕団の委員長さん!
お母さんたちが炊き出しや幼児安全法を実施している間、施設の方がお子さんを見守ってくださっているのですが、今回は赤十字個人ボランティアの方も一緒に託児ボランティアを行いました。

袋で作れる蒸しパンは簡単で美味しくてお母さん方にも好評!
「何か月から食べられるかな?」「おうちに帰って子どもと一緒に作ってみよう!」といった前向きな声が聞こえてきて私たちもうれしく感じました。


幼児安全法では、乳児と幼児の人形を使ってAEDを使用した応急手当について学びました。
施設にあるAEDを実際にあけてみて中身の確認も行い、皆さん、AEDの中にハサミや手袋などが入っていることに驚かれていました。

ご自宅の周辺や普段利用する施設のどこにAEDが設置されているのか、身近にあるAEDはどういったタイプのものなのか確認しておくといざという時にも落ち着いて行動ができます。

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