令和7年度青少年赤十字活動報告会を開催しました

 令和7年5月27日(火)、青少年赤十字活動報告会を開催しました。
 この報告会は、各加盟校が青少年赤十字の実践目標に沿って取り組んでいる活動を、校種を超えて互いに交流することで、より活発に青少年赤十字活動が展開されることを目的としています。
 当日は幼稚園、小学校、中学校、高校の4校・園から、各校で取り組む活動を紹介していただきました。

 以下、各校から発表していただいた活動の一部をご紹介します。

野菜の栽培・収穫(すずか幼稚園)

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 すずか幼稚園では、野菜の栽培や収穫を通して、健康安全に気をつける人間を育んでいる。
 キュウリやナスなど夏野菜を園児自身の手で植え付け、毎日水やりを行った。野菜が成長していく様子を観察し、収穫の際の野菜の様子を実感することで、生命の大切さを学んだ。
 また、だいこんの収穫では、家庭に持ち帰り食すことで、自然界に感謝する気持ちを学んだ。

台湾・昆山小学校との交流(津市立養正小学校)

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 台湾の昆山(クンサン)小学校を招き、音楽を中心とした交流会を行った。午前中は6年生が一緒に和太鼓の授業を受け、昼食の時間には5・6年生が一緒に昼食を食べ、タブレットに翻訳をしてもらいながら楽しく喋って過ごした。
 午後からは全校集会にてお互いの学校を紹介したり、金管バンドクラブと昆山小学校児童とが一緒に演奏を行ったり、全校で合唱をしたりして交流を深めた。

名張市合同防災訓練と連携した避難訓練・防災学習(名張市立北中学校)

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 午前は各地区で地域の住民と合同防災訓練と連携した避難訓練を行い、午後からは学校で防災学習を行った。避難所開設訓練に参加し、避難者の受け入れや急病者対応訓練などを行った。
 地域の方にサポートしていただきながら、各担当を責任持って行動し、また、リーダーとして活躍する場面も数多く見られた。
 訓練を通して地域の一員としての役割を学び、考えて行動できた。

木本高校JRC部の活動(三重県立熊野青藍高等学校(木本校舎))

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 木本高校JRC部(※1)はバルーンアートや募金活動、地域のボランティア活動に参加している。
 夏に開催されたトレセン(※2)のワークショップで、「活動への参加率が低い」ことが課題として挙げられた。検討を重ねた結果、「部員同士の交流が少ない、または一部の人としか交流がないから、参加率が低いのではないか」ということに気づいた。
 そこで、トレセンのようなHR制(※3)を取り入れ、グループに分かれて、アイスブレイク・宝探しゲーム・じゃんけん大会を開催した。
 その結果、話したことのない部員と話すことができたり、協力して取り組めたり、部員の意外な一面や頼りになる姿を見ることができた。

1 木本高校は令和7年度に紀南高校と統合し、熊野青藍高校となりました。
※2 トレセン(青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センター)とは青少年赤十字の教育プログラムの一つです。
  詳細については下記をご覧ください。
  青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センター
3 トレセンではHR(ホームルーム)制というグループ活動を設けています。
  家族的な雰囲気の中で参加者が自分の考えや反省、疑問などを自由に話し合い、必要があればスタッフから助言を得る時間になります。