令和7年度 夏休み みんなの空き地プロジェクト~活動報告~
今年で3回目の開催となった、UR都市機構中部支社と協働で実施している「夏休み みんなの空き地プロジェクト」。
今年は名古屋市緑区のアーバンラフレ鳴子と千種区の千代が丘団地の2カ所で、団地集会所を「空き地」として開放しました。連日、多くの子どもが参加し、大きな笑顔と賑わいに包まれました。
赤十字ボランティアだけでなく、一般社団法人PFS協会や日本福祉大学の学生が中心となり、様々な体験プログラムを実施。
「空き地」として自由に安心して過ごせる空間を提供することで、子どもたちは時に友達と元気いっぱいに遊び、時に静かに読書や勉強に向き合うなど、目的に縛られずそれぞれが自分らしい時間を過ごしました。
食事やおやつの時間は他学年やボランティアみんなが一緒に卓を囲み、笑顔で「いただきます」をする光景は、この取り組みならではの温かなひと時となりました。
8月26日(火)、プロバスケットボールチーム「ファイティングイーグルス名古屋」の伊藤治輝選手が千代が丘団地を訪問。
子どもたちと繰り広げられたフリースロー対決は大盛り上がりとなり、会場には歓声が響き渡りました。真剣な眼差しでシュートを放つ子どもたちに、伊藤選手も本気で応戦。子どもたちは「プロ選手のボールコントロールがすごい!」と興奮した様子で話してくれました。
別れ際には伊藤選手から子どもたちへサインとグッズのプレゼントがありました。子どもたちが嬉しそうにプレゼントを抱えている様子が見られ、素敵な夏の一幕となりました。
令和5年度からはじまった「夏休み みんなの空き地プロジェクト」。日本赤十字社愛知県支部は、今後も多くの団体・企業と手を取り合い、多様な体験機会を通じて子どもたちの笑顔を育んでいきます。