令和7年度赤十字奉仕団リーダー交流研修会を開催しました!
日本赤十字社愛知県支部では、7月4日(金)に令和7年度赤十字奉仕団リーダー交流研修会を開催しました。
この研修は赤十字奉仕団の委員長らを対象に、奉仕団を牽引するリーダーとしての資質の向上や相互の情報交換、交流を図ることを目的としています。
本年度は日本赤十字社が大阪・関西万博会場にてパビリオンを出展したことに伴い、大阪・関西万博会場の国際赤十字・赤新月運動館(以下、赤十字パビリオン)を見学しました。
赤十字パビリオンは大きく3つのゾーンに分かれています。まず1つ目のゾーンでは“気づく notice”をコンセプトに、すべての人にあるかけがえのない⽇常を垣間見る映像インスタレーション作品をご覧いただけます。次のゾーンでは“気づく”から発展し“考える think”をコンセプトとして、半球型ドームシアターで世界の人道危機と支援の現状を伝える映像を上映しています。そして最後のゾーンでは、前のゾーンで気づき、考え芽生えた想いを“実行する act”をコンセプトに、来場者の方に想いをどう行動に移すか、赤十字の使命と人間のチカラを今一度感じていただけます。
当日は厳しい猛暑の中41人の方にご参加いただき、終始和やかな雰囲気で交流されていました。
来場者の方からは「世界中で起こっている人道危機は決して遠い国の話ではなく、自分たちと同じく何気ない日常を過ごしていた人々の身に起こっているのだと感じた。」、「日頃の啓発活動や献血事業への理解が深まり、さらに力を入れたいと感じた。」といった声がありました。
今後も日赤愛知県支部は、こうした研修を通じてボランティアの方々を対象に赤十字運動の担い手としての技術と自覚を高め、赤十字奉仕団リーダーの養成に努めて参ります。