青少年赤十字 モンゴル国際交流2025

日本赤十字社愛知県支部では、青少年赤十字の実践目標のひとつである「国際理解・親善」(広く世界の青少年を知り、仲良く助け合う精神を養う)に基づき、平成19年からモンゴル赤十字社と国際交流活動を行っています。令和7年度はモンゴル赤十字メンバー7名とモンゴル赤十字社職員2名が来日し、7月2日(水)~8日(火)の約1週間滞在しました。

【モンゴル国際交流スケジュール】
72日(水)来日
73日(木)愛知県支部訪問、浴衣着付け体験、名古屋港水族館観光
74日(金)名古屋市立牧野小学校訪問、日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院災害管理センター棟訪問、名古屋城観光
75日(土)ロッジステイ(愛知県高等学校青少年赤十字メンバー主催のウェルカムパーティー、美浜自然の家に日本メンバーとともに宿泊)
76日(日)ロッジステイ(有松絞り体験)、岐阜県に移動し鵜飼いの観覧、岐阜県にて宿泊)
77日(月)岐阜県メンバーと交流(高鷲アルプスアドベンチャー、サンプルビレッジいわき)、愛知県へ移動
7月8日(火)帰国

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愛知県赤十字有功会の皆様にお力添えをいただき、お土産として浴衣を頂戴し浴衣の着付け体験を行いました。モンゴルメンバーは初めて浴衣を着て、とても喜んでいました。

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名古屋港水族館では、イルカショーを見たり記念撮影をしたりと、モンゴルにはない水族館での充実した時間を過ごしました。

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加盟校訪問では、小学生が日本の伝統的な遊びを紹介したり、日本の給食を一緒に食べたりして楽しみました。また、高校生も交えて歌と踊りを披露し合いました。

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日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院の災害管理センター棟を見学し、施設の耐震構造の仕組みや、災害発生時に情報の収集や共有を効率よく行う方法など、防災への取り組みについて学びました。 

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ウェルカムパーティーでは、日本の青少年赤十字メンバーと交流しました。モンゴルメンバーは歌やダンスを披露し、日本メンバーは書道やけん玉など、日本の伝統的な文化を紹介しました。

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ロッジステイでは、浜辺で日本メンバーとの記念撮影や、ビーチバレーを楽しみました。初めて体験する海に、モンゴルメンバーは大興奮でした。また、宿泊施設では、お互いに文化紹介や学校紹介を行い、日本とモンゴルの違いについてさらに詳しく知ることができました。

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有松絞り体験では実際に作品作りを行い、個性豊かな作品たちを誕生させていました。

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限られた時間での交流でしたが、別れを惜しむほど、思い出深い国際交流をすることができました。
これからも、青少年赤十字では世界中の赤十字社とのネットワークを活かし、草の根の国際交流を続けていきます。