看護師等の養成

医療・看護の担い手を育てるために

赤十字の看護専門学校、助産師学校、看護大学・短期大学では、「人間のいのちと健康、尊厳を守る」という赤十字の使命に基づき、臨床の現場に留まらず、国内災害救護、国際救援活動の場面でも活躍できる看護職等を養成しています。また、赤十字病院では、看護師を対象とした独自の能力開発プログラム等を設けており、入職後も専門職としての更なる成長が続けられるよう、支援しています。

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看護師等の養成

現在、看護専門学校9校、助産師学校1校、看護大学6校、短期大学1校で、看護師、助産師、保健師、介護福祉士を養成しています。日本赤十字社の看護師の養成は、130年以上の歴史があります。赤十字の看護専門学校や看護大学の特徴は、赤十字の理念である「人道」について深く学び、実際の災害を想定した災害救護演習等のカリキュラムにより、人間の尊厳を守り、災害時にも対応できる看護師を養成していることです。確実な知識と技術、赤十字の精神を身につけた看護師は、医療施設ではもちろんのこと、国内の災害救護や国際救援活動においても力を発揮し活躍しています。

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就職後の教育

日本赤十字社では、赤十字施設の看護の質の向上と専門職としての看護師の能力開発の仕組みとして、独自に「赤十字施設の看護師キャリア開発ラダー」を導入しています。このラダーでは、段階別の到達目標が設定され、目標を達成するための教育研修と一対になっています。職場の上司や先輩・同僚の支援を受けながら段階的にキャリア開発に取り組むことができます。

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看護管理者の教育

継続教育機関として設置されている「日本赤十字社幹部看護師研修センター」では、赤十字の理念である「人道」に基づき、豊かな人間性を養い、組織の推進者・変革者として、独創性と創造的な管理実践能力を持って活躍できる看護管理者を育成しています。本研修は公益社団法人日本看護協会の認定看護管理者教育機関として認定を受けた研修も含んでいます。さらに厚生労働省承認の保健師助産師看護師実習指導者講習会を開催し、実習指導者の育成にも積極的に取り組んでいます。

記載の数値は2024年3月、4月時点のものです。
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