留学生と一緒に「国際理解・親善」について学ぼう! ~高校生メンバー協議会11月定例会を開催~
令和7年11月15日(土)、佐賀女子高等学校で高校生メンバー協議会11月定例会を開催し、県内5校から38名と佐賀女子短期大学から10名の留学生が参加しました。
「国際理解・親善」をテーマに行った今回の定例会では、海外派遣事業によりラオスで活動した佐賀県支部職員による講話と留学生による母国紹介・体験を行い世界の様々な文化に触れました。
「国際理解・親善」とは世界の国や文化について知り、お互いを理解し合うことです。互いに理解を深めていく中で様々な違いに気づくことができ、違いを否定することなく、尊重し合うことでより良い世界の実現に繋がります。
ラオスで活動した職員から活動を通じて「自分が当たり前と思っていることが当たり前ではない」「世界について広く知ることで見えなかった問題に気づくことができる」ということを伝え、高校生メンバーはできることから実践していく意識を高めました。講話の最後には12月に実施する「NHK海外たすけあい」キャンペーンについて紹介し、紛争や自然災害による被害で苦しんでいる方への支援を呼びかけました。
留学生(韓国、ミャンマー、ベトナム、ネパール)からは母国で使われる文字や食文化等について紹介しました。母国に伝わるダンス披露、メイク体験を行いました。ダンスでは初めて聞いた音楽だったにも関わらず手足でリズムをとったり踊ったりと参加者全員で盛り上がりました。メイク体験では木を原料につくられた特殊な液体を使用して参加者は顔にメイクを施してもらいました。
講話と体験をとおして参加者は世界の国や文化や習慣に触れ、それを理解し受け入れ、協力し合うことの大切さを学びました。自分の当たり前が当たり前ではないということを忘れず青少年赤十字のメンバーとしてできることから実践してくれることを期待します。
ラオスで活動した職員による講話
講話を聴く参加者(留学生)
母国紹介
ダンス披露
メイク体験
集合写真