令和7年度佐賀県青少年赤十字高校生メンバー協議会7月定例会が開催されました。
令和7年7月12日(土)、日本赤十字社佐賀県支部にて、『佐賀県青少年赤十字高校生メンバー協議会7月定例会』が開催され、44名の高校生メンバー参加しました。
今回の定例会は、「視覚障がい」をテーマとし、佐賀商業高等学校が企画運営を担当しました。
全盲や弱視など視覚障がいについて発表した後、実際に視覚障がい者の方が使用する点字の仕組みについて発表しました。その中で、私たちの暮らしの中にある点字として、駅のホームにある点字ブロックや髪を洗う際の洗髪剤のボトルが紹介されました。
発表の後は、視覚障がい者の方の生活を肌で感じようと、講師の方の指導の下、アイマスクでの歩行体験とコップにお茶を注ぐ体験をしました。アイマスクだったため視界が全く見えない中での歩行に参加者からは「怖い。」「いまどこにいるのか全く分からない。」といった恐怖や不安の声がある一方で「あと3段おりたらゴールだよ。」「ゆっくりで大丈夫だよ。」といった被験者の恐怖や不安を取り除くための優しい声かけもありました。コップにお茶を注ぐ体験では、コップとお茶の注ぎ口の距離感が分からずこぼしながらも最後は援助者の的確な指示のもときちんと注ぐことができていました。
今回の定例会を通して、高校生メンバーが障がいをおもちの方への理解を深め、何か行動をとってくれることを期待します。
視覚障がい者について発表(佐賀商業高等学校)
講師による視覚障がい者体験
アイマスク体験①
アイマスク体験②
アイマスク体験③
集合写真