令和7年度青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センターを開催しました!
令和7年8月6日(水)~8日(金)、五色台少年自然センターにて青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センター(以下、トレセン)を開催し、香川県内の小学生、中学生、高校生99人が参加しました。
トレセンは、年齢や学校も異なる子どもたちが、指示や号令も無い中で集団生活を共にし、自ら「気づき、考え、実行する」力を育むとともに、赤十字の人道的な価値観である「やさしさや思いやりの心」を育んでもらうことを目指して開催しているものです。
初日は「防災教育プログラム」として、災害の知識と行動力を身につけ、他者への思いやりやいのちの大切さについて学習するとともに、「赤十字」の歴史や、「救急法」の基本となる「心肺蘇生法とAEDの使い方」などの知識や技術を学びました。
2日目の「フィールドワーク」では、野外に設けられた7箇所の関所ごとに、初日に学習した知識と技術をフル活用し、課題を一つひとつ解決しながら、グループの仲間とともにゴールを目指しました。
最終日には、3日間のまとめとして、グループで取り組んだ研究に対する発表会を行いました。参加者が7つのグループに分かれ、学校や普段の生活の中で問題になっていることは何かを振り返り、3日間を通じて自分たちにできることはないかを気づき・考え・実行する場になりました。「赤十字について」、「挨拶」、「トイレの使い方」などがテーマとして取り上げられ、グループ内で気づいたこと・考えたことを紙にまとめたり、寸劇を交えたりして発表していました。どの発表も各グループの個性あふれる素晴らしい内容でした。
参加した子どもたちは、普段の学校生活とは違った雰囲気の中で、初めは不安と緊張の面持ちでしたが、3日間のグループ活動を通して互いの絆が深まり、それぞれの積極的な発言が増え、一人ひとりがリーダーシップの取り方を身につけたように感じました。











