気候変動の影響に対し、私たちにできること

温暖化という気候変動は、水害や干ばつ、山火事などの自然災害を頻発化、激甚化させることによって、人間のいのちと健康、尊厳を脅かす人道上の危機をもたらし、日本を含む世界中においてその状況は深刻化しています。

気候変動の影響による人道課題へのより多くの人々の理解と関心を深め、行動に結びつけてもらうことを目的として、日本赤十字社では様々な取組を実施しています。

気候変動の影響を知る

気候変動がどのように私たちの生活に影響をするかを知り、私たちのできることを一緒に考えてみませんか?

茨城県内赤十字施設においての取組

気候変動への対応のひとつとして、茨城県内の赤十字施設において、GX(グリーントランスフォーメーション)への対応を進めています。

※GX(グリーントランスフォーメーションとは・・・化石燃料をできるだけ使わず、クリーンなエネルギーを活用していくための変革やその実現に向けた活動のことです。(経済産業省)

<施設環境の整備>
・LED照明への切替えや人感センサーの設置

・施設の窓へ遮熱フィルムを施工した空調効率の改善

・環境対応車への更新

・太陽光パネルの設置

太陽光パネル発電量パネルアウトランダー

<職員への啓発取組>
・電気使用量の可視化、節電対策の推進

・紙使用量の可視化、ペーパレス化の推進 (電子決裁システムの導入/会議資料のデジタル化)

熱中症対策に関する啓発活動

日本赤十字社では、気候変動による被害の防止・軽減の一環として、暑熱環境下の熱中症対策等の健康被害防止に関する講習や、災害発生時のボランティア活動における安全確保と被災者支援の両面から熱中症を予防する活動を推進します。

また茨城県支部においては、法人会員のみなさまに向けた資料の配布、小中高等学校での救急法講習の事業の中で、熱中症の予防と手当に関する普及を進めております。

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