道内初!災害時の乳幼児支援講習を実施

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 4月2日(金)、社会福祉法人千歳洋翔会アルプス認定こども園(札幌市)において、道内で初めて「災害時の乳幼児支援講習」を職員の方を対象に実施しました。
 乳幼児は普段の生活でも保護者の多くの支援が必要ですが、災害が発生し、ライフラインが止まると、大人は大丈夫であっても乳幼児は命の危険にさらされる危険性もあるため、適切な支援が必要となります。
 「災害時の乳幼児支援講習」は、災害に対する心構えや災害時に乳幼児及びその保護者を支援するために必要な知識と技術をお伝えするプログラムです。
 同園は平成28年から職員研修に幼児安全法を実施しており、今回の研修で本講習を取り入れていただきました。
 講習では、胆振東部地震などの過去の災害を例に災害が起こるとどのようなことがあるかを説明してイメージしていただき、乳幼児は災害時に要援護者=災害弱者となること、気をつけたい心とからだのサインなどをお伝えしました。
 また、最低限の物資でも作ることができる簡易おむつやホットタオル、抱っこひもを参加者全員で実際に作製し、災害時に役立つ技術をお伝えしました。 
 災害時に子どもたちを守るために。災害時の乳幼児支援講習を実施してみませんか。

画像 レジ袋とタオルで作る簡易おむつを説明する講師

画像 参加者が実際に作った簡易おむつ

画像 大判ストールで作るだっこひもを実演