令和7年度日本赤十字社九州八県支部合同災害救護訓練を実施しました

 12月7日(日)から8日(月)にかけて日本赤十字社宮崎県支部にて「令和7年度日本赤十字社九州八県支部合同災害救護訓練」を実施しました。
 本訓練は、今年度九州(第6)ブロックの大規模地震対応計画の見直しに伴い改訂した「日本赤十字社第6ブロック南海トラフ地震対応計画」及び「日本赤十字社宮崎県支部南海トラフ地震受援計画」の検証を目的に実施しました。

 初日は、日向灘沖での大規模地震発生を想定し、日赤宮崎県支部の発災直後と24時間後の2つのフェーズを午前・午後と分けて訓練を行いました。
午前の部では、宮崎県支部災害対策本部が、本部立ち上げから各種事態への対処を迅速かつ適切に実施されているかについて、仮想状況を付与しながら具体的に検証しました。

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 午後の部では、災害の状況が徐々に判明し、人的・物的リソースが不足している状況の中で、災害対策本部機能、他県支部による支援に係る各連絡・調整等の具体的な行動を検証しました。

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 二日目は、対応計画及び受援計画、訓練想定などの振り返りを行いました。本訓練を通じて、九州内の日赤各県支部の支援・受援体制の充実・強化につながりました。
 日本赤十字社は、災害に備え、各県支部及び各ブロックで訓練を実施しています。
 また、防災セミナーや講習を通して、今後も県民の皆様の防災意識の啓発に取り組んでいます。