防災セミナー

 福岡県では、平成29年7月九州北部豪雨災害や令和2年7月豪雨災害、令和3年7月大雨災害など、近年連続して大雨による被害を受けています。
 また、大雨以外にも、南海トラフ地震や首都直下地震など大規模災害の発生が予測されています。

 このような災害から人々のいのちを守るためには、災害を知り、地域コミュニティにおける「自助」と「共助」の力を高める防災教育が極めて重要となっています。
 あなたの街で災害が発生したときに予想される被害や救助活動、避難生活などの課題を具体的にイメージしながら、いのちを守るさまざまな方法を地域に密着した形で学ぶのが、赤十字防災セミナーです。

対象者 町内会・自治会から小学校区程度までを範囲とし、原則として地域住民の方
会場

地域コミュニティーセンター、公民館、小学校体育館 等

講習内容 下記カリキュラムより、組み合わせが可能です。
  • 災害への備え (約60分) ※約30分の短縮版もあります。
  • 災害エスノグラフィー (約120分)
  • 災害図上訓練(DIG) (約120分)
  • 家具安全対策ゲーム(KAG) (約30分)
  • ひなんじょ たいけん (約90分)

災害への備え

 災害・防災についての考え方や、地震・大雨災害など災害別の想定被害等から、平時の備えの重要性を理解する。

 小冊子「災害への備え」
 この小冊子は、身近で起こり得る災害の知識を深め、自分自身や地域の皆さんでできることを考え、災害への備えを進めることを目的としています。
 ぜひご活用ください。

災害エスノグラフィー

 大規模災害時の経験談を再編集して1つの読みものを作り、過去の災害を追体験することで、被災の具体的なイメージを理解する。

災害図上訓練(DIG)

 自分が居住する地域にある防災上の資源や災害発生時に顕在化する危険を地図に明記することなどにより、個人や地域単位で予め行うべき取り組みを、グループワークを通して検討し、防災対応の理解を深める。

家具安全対策ゲーム(KAG)

 自宅(部屋)の平面図を描くゲームを通して、危険箇所を把握し、家具の安全対策の必要性について理解する。

ひなんじょ たいけん

 大地震における避難所生活の一部をイメージした避難所を作るカードゲームを通して、避難所運営者ではない「避難者の目線で心がける事柄」のように避難所における「自助」「共助」の向上を支援する。

その他のプログラム

 日本赤十字社の成り立ちと活動内容についての紹介や災害時に役立つ炊き出し等の体験を行うことで防災への関心を高める。
  ※詳しくは、下記までお問い合わせください。

申込方法

 所定の赤十字防災セミナー申込書に記入いただき、下記あてにお申し込みください。

お問い合わせ先

日本赤十字社福岡県支部 事業課 救護・福祉係
TEL:092-523-1172(直通) FAX:092-521-2552
平日 9:00~17:30