第18回青少年赤十字福岡県大会を開催しました
11月22日(土)「第18回青少年赤十字福岡県大会」を開催しました。本大会は、青少年赤十字加盟校のメンバーや指導者の親睦や資質の向上、意識の高揚をはかり、青少年赤十字(JRC)活動のさらなる充実と発展を目的として、3年に1度開催しています。今回から一般の方々への青少年赤十字の普及を目的に、加盟校以外にご家庭からの申込を受け付けており、当日は県内より約100名の参加がありました。
■午前中の部
午前中は、表彰式、非常食体験、ブース型実践報告を実施しました。
表彰式では、長年青少年赤十字活動に取り組んでいただいた功績に対して、有功章や感謝状など贈呈いたしました。
続いて行われた非常食体験では、災害時に役立つハイゼックス(災害時炊飯袋)を使用してお米を炊く体験を実施しました。昼食には、参加者自身で作ったごはんをいただき、災害時に役立つ食の工夫について理解を深める時間となりました。
また、ブース型実践報告では、モンゴルや大韓民国との国際交流の報告や学校におけるJRC活動などの発表を行いました。活動内容を紹介することで、赤十字の理解はもちろん、青少年赤十字の学びを深める時間となりました。
■午後の部
午後は、体験学習を実施し、参加者は3つのグループに分かれてプログラムに参加しました。
①救護倉庫見学・防災セミナー:災害発生時の物資保管の仕組み、備えの重要性を学びました。
②救急法体験:急病に対処する基本的な知識と技術を実習を交えて学びました。
③トレセン体験:毎年夏に開催している青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センターのカリキュラムの1つを実施し、リーダーシップやフォローアップの重要性を学びました。

また、今回の大会テーマ「まなびの樹~気づき・考え・実行する~」は、参加者一人ひとりが、大会を通して得た「気づき」や「学び」を葉っぱに記入し、会場に設置した「まなびの樹」に貼ることで、まなびの樹を育てようというものです。閉会時には大きなまなびの樹が育ちました。

今回の大会は、参加者一人ひとりの学びがつながり、互いを成長させ合う時間となりました。今後も青少年赤十字の態度目標である「気づき・考え・実行する」を軸に、県内のJRC活動を活発に進めていきます。