矢部清流学園にて防災教室を開催しました

　八女市立矢部清流学園にて、防災セミナーのカリキュラムの一つである「ひなんじょたいけん」を行いました。

　「ひなんじょたいけん」とは、もしも自分が避難所の運営側になったら...ということを想定して行うグループワーク形式のカリキュラムです。 このカリキュラムでは、学校が避難所になることが多いことから学校全体の平面図を用いて行います。その平面図に様々な条件をもった避難者カードを実際に配置していき、グループ全体で避難所運営を体験していくというものです。

　一見簡単そうに感じるかもしれませんが、実際にやってみるとどこに誰を配置するのが最適なのか、掲示板には何を書くべきかなど、一度に様々なことを考えなければいけないので、臨機応変な対応が必要になります。ゲーム中には「はやくはやく！」「またきたよ！」と混乱しているような声も沢山飛び交いましたが、楽しみながら避難所運営を体験していただきました。

　避難所運営側を体験することで、自分が避難者側になった時にもどういう行動をとるべきか理解していただけたかと思います。
　今回の防災セミナーを機に、災害に対する意識を少しでも高めていただき、もしも災害が起こった際には、自分や周りの人の命を守るために自ら行動してくれることを期待しています!