太刀洗町立大堰小学校にて防災教室を開催しました

 大堰小学校にて、防災教室を行いました。
 今回の防災教室では、防災についての講話を行った後に「新聞紙スリッパ」を作りました。
なぜ、「新聞紙スリッパ」が被災時に役に立つのかというと、避難所や被災した住宅では割れた窓ガラスの破片が散らばっていたり、外からの砂利などが沢山落ちていたりします。裸足や靴下だけでは危険な環境下で生活をすることになるからです。

 また、冬の避難所ではストーブや毛布などが限られており、寒さが敵になることも少なくありません。そんな時、新聞紙スリッパを履くことによって寒さから足を守ることもできます。
あくまで簡易用ですので普通のスリッパと比べると、機能性に欠ける部分もありますが、実際に履いてみた児童の皆さんからは「あったかい!」「思っていたよりも履きやすい!」という声が聞こえました。
 

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 避難所生活では、このような少しの工夫によって過ごしやすさが全く変わってきます。ぜひ、今回学んだことを周りの人に共有していただき、地域全体の防災意識の向上に繋げていただけたら幸いです。