大野市赤十字奉仕団が防災講習を開催しました

大野市赤十字奉仕団(藤堂朱実委員長)は、猛暑のこの8月、大野市各地で市民らを対象に非常食や災害時に役立つ防災グッズ作りの講習会を開催しました。コロナ禍による行動の制限がある中、奉仕団の活動をとめまいと感染症予防対策をとりながら実施しました。
 13日には、ブルーシー・アンド・グリーンランド財団が青少年の育成を目的に実施している「BG塾」の一環として、大野市B&G海洋センターに通う子供達と豚汁、茶飯、だし巻き卵を調理し、ハイゼックスを使った非常食作りを行いました。たまねぎ嫌いだという子が完食するほどの出来栄えとなりました。
 20日には、大野市地区区長会を対象に「牛乳パック一人用非常食セット作り」「牛乳パックの笛作り」の講習会を実施し、奉仕団の活動PRも行いました。年配の参加者が多いためか、「孫に教えたい」と牛乳パックの笛作りが好評でした。
 23日には市内の中挟地区で、婦人部を対象にハイゼックスを使ったカレーと白飯作りの講習を開きました。同地区では、10月に防災訓練が予定されており、当日に向けて実践したいとの要望があったため、非常食作りのノウハウがある団員が調理法を教える運びとなりました。カレーが出来上がるまでの間、牛乳パックを使った笛作り、風呂敷リュック、新聞紙スリッパの作成法も伝授しました。
 また、講習に参加した若い世代の市民が奉仕団への入団を希望し、団員らが喜ぶ一幕もありました。

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協力し材料を袋に入れていく様子

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豚汁、茶飯、だし巻き卵を食べる子供たち

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「牛乳パック1人用非常食セット作り」の説明を熱心に聞く区長たち

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中挟地区にて風呂敷リュックの作り方を実践

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中の空気をしっかりと抜いて袋の口を閉めています