地域とともに「いのちを守る力」を育む ~海部地方総合防災訓練に日本赤十字社が参加しました~

202561日(日)、海部地方で開催された「海部地方総合防災訓練」に、日本赤十字社愛知県支部が参加しました。本訓練は、大規模災害発生時を想定し、行政機関、自衛隊、消防、警察、医療機関、地域住民などが一体となって対応力を高めることを目的とした、地域総ぐるみの取り組みです。

今回、日本赤十字社愛知県支部では、あま市赤十字奉仕団と大治町赤十字奉仕団の皆さまを中心に、心肺蘇生法(CPR)や災害時に役立つ知識を身に着けるためのブースを設置しました。ブースでは、来場された皆さまに向けて、子どもと成人の人形を用いた胸骨圧迫の体験や、災害時に身のまわりにある物を活用して避難所生活を乗り切るための方法などを、丁寧に解説・実演しました。

画像

画像

画像

訓練会場には、幅広い年齢層の地域住民が来場され、赤十字ブースにも多くの方々が足を運んでくださいました。参加された方々からは、
「救急車がすぐに来られない災害時に、自分たちができることを学べて心強かった」
「普段はなかなか体験できないので、とても貴重な機会になった」
「子どもと一緒に防災について考える良いきっかけになった」
といった、前向きで温かい声が多数寄せられました。

画像

画像

赤十字では、災害発生時の対応はもちろんのこと、平時からの防災・減災の啓発活動や人材育成にも力を入れています。地域住民の皆さま一人ひとりが「いのちを守る力」を身につけていただくことが、災害に強い地域社会づくりにつながります。

今後も引き続き、地域と連携しながら、防災・減災の取り組みを推進してまいります。
ご参加いただいた皆さま、そして赤十字奉仕団の皆さま、誠にありがとうございました。