能登半島地震、
支援の現場から

令和6年1月1日に発生した能登半島地震。
赤十字は地震発生直後から現在まで、
被災された方々への支援を続けています。
しかし、なかなか被災地での支援は
わかりづらいもの。

今回はそんな赤十字の支援について、
みなさんの疑問や質問にお答えしながら、
伝えていきます。
Q1
能登半島地震の被災地支援とは具体的にどんなことをしているのですか?
災害発生直後から関係機関と連携した、救護班の派遣、救援物資の配布などを展開
赤十字は、災害発生直後から災害医療コーディネートチーム及び救護班を現地に順次派遣し、被災された方の手当や診察などの救護活動を行っています。避難所や医療支援が届きにくい孤立した集落や施設では、巡回診療も実施しています。また、多くの赤十字ボランティアの協力により、毛布や安眠セット、簡易トイレなどの救援物資を配布する活動も行いました。さらに今回は、断水が続く石川県七尾市において、国際救援で使用する給水衛生資機材及び当該資機材を取り扱う人員(国際救援要員)を派遣し、水源調査から始め、浄水と加温の機器、手洗い場、シャワー、洗濯機を設置しました。
赤十字は、災害発生直後から災害医療コーディネートチーム及び救護班を現地に順次派遣し、被災された方の手当や診察などの救護活動を行っています。避難所や医療支援が届きにくい孤立した集落や施設では、巡回診療も実施しています。
また、多くの赤十字ボランティアの協力により、毛布や安眠セット、簡易トイレなどの救援物資を配布する活動も行いました。さらに今回は、断水が続く石川県七尾市において、国際救援で使用する給水衛生資機材及び当該資機材を取り扱う人員(国際救援要員)を派遣し、水源調査から始め、浄水と加温の機器、手洗い場、シャワー、洗濯機を設置しました。

主な活動一覧

  • 全国から救護班の派遣
  • こころのケア活動
  • 義援金の募集
  • 救援物資の輸送・配布
  • 赤十字ボランティアによる活動
  • 給水衛生資機材及び当該資機材を
    取り扱う人員派遣
Q1
どれくらいの数の人や物資が動いているのですか?
全国から集まった延べ342班の救護班などが活動(令和6年4月2日時点)
赤十字病院の医師、看護師、事務職員などで構成される救護班(DMATを含む)延べ342班をはじめ、日赤災害医療コーディネートチーム延べ119チーム、こころのケア班延べ37班等を被災地へ派遣しております。また、毛布 16,005枚、安眠セット 5,230セット、緊急セット 2,224セット、携帯型簡易トイレ 3,400個等の救援物資を配布しました(令和6年4月2日現在)。このような赤十字の活動は会員の皆様や一般の方々から寄せられた会費や寄付(活動資金)によって成り立っています。
赤十字病院の医師、看護師、事務職員などで構成される救護班(DMATを含む)延べ342班をはじめ、日赤災害医療コーディネートチーム延べ119チーム、こころのケア班延べ37班等を被災地へ派遣しております。
また、毛布 16,005枚、安眠セット 5,230セット、緊急セット 2,224セット、携帯型簡易トイレ 3,400個等の救援物資を配布しました(令和6年4月2日現在)。このような赤十字の活動は会員の皆様や一般の方々から寄せられた会費や寄付(活動資金)によって成り立っています。
Q1
ショックやストレスを抱える被災者の方々にどのように寄り添っているのですか?
時間経過にともなう心理的変化に応じた、こころのケアの実施
赤十字が行う災害救護の柱の一つに「こころのケア」があります。今回の能登半島地震の被災地でも、 多くの人々が震災によるショックや長引く避難生活によって心理的ストレスを抱えています。被災された方々の苦痛や苦悩を軽減することで、精神的な病気などを予防し、ストレスからの回復力を高める活動が、こころのケアです。被災地では、時間経過にともなう被災者の心理的変化に合わせた心理社会的サポートが必要とされます。赤十字のこころのケア班は、被災地を巡回しながら、精神的な医療が必要なケースには専門医につなぐなど、様々な組織や団体と連携した活動を行っています。
赤十字が行う災害救護の柱の一つに「こころのケア」があります。今回の能登半島地震の被災地でも、 多くの人々が震災によるショックや長引く避難生活によって心理的ストレスを抱えています。被災された方々の苦痛や苦悩を軽減することで、精神的な病気などを予防し、ストレスからの回復力を高める活動が、こころのケアです。被災地では、時間経過にともなう被災者の心理的変化に合わせた心理社会的サポートが必要とされます。赤十字のこころのケア班は、被災地を巡回しながら、精神的な医療が必要なケースには専門医につなぐなど、様々な組織や団体と連携した活動を行っています。
Q1
能登半島地震では、何人の赤十字ボランティアが活動していますか?
「人を救いたい」思いで集まった、延べ1688人(令和6年4月2日現在)の赤十字ボランティアが活躍
今回の災害では、延べ1688人(令和6年4月2日現在)の赤十字ボランティアが被災地内外で活動しています。被災地では、災害発生から1か月たっても多くの地域で災害ボランティアの受け入れが難しい状況でした。そんな中、救護班が避難所に向かう車の運転、医療資機材の準備と運搬、救援物資運搬など、救護班と共に行動することで活動を実施したボランティアもおられました。
今回の災害では、延べ1688人(令和6年4月2日現在)の赤十字ボランティアが被災地内外で活動しています。被災地では、災害発生から1か月たっても多くの地域で災害ボランティアの受け入れが難しい状況でした。そんな中、救護班が避難所に向かう車の運転、医療資機材の準備と運搬、救援物資運搬など、救護班と共に行動することで活動を実施したボランティアもおられました。
Q1
活動にあたって、大事なことは何ですか?
全国47都道府県支部及び91か所の赤十字病院が連携し、被災地に負担をかけない、自己完結型の活動を徹底
赤十字は被災地に負担をかけない活動を徹底するため、医薬品や医療資機材だけでなく、必要に応じて食料・衣類・寝具等を持参します。また、今回の災害では、救護班の生活拠点となるテント村を設営しました。全国47都道府県の支部および91カ所の赤十字病院が連携し、支援が必要な期間まで自己完結型の救護活動を展開できることは、赤十字の強みでもあります。
赤十字は被災地に負担をかけない活動を徹底するため、医薬品や医療資機材だけでなく、必要に応じて食料・衣類・寝具等を持参します。また、今回の災害では、救護班の生活拠点となるテント村を設営しました。全国47都道府県の支部および91カ所の赤十字病院が連携し、支援が必要な期間まで自己完結型の救護活動を展開できることは、赤十字の強みでもあります。

動画でわかる、
赤十字の
能登半島地震への活動

令和6年能登半島地震への対応

上白石さんからの
メッセージ

上白石さんからのメッセージ

日本赤十字社のアンバサダーを務めています、
上白石萌音です。

能登半島地震において被災された皆様、
心からお見舞い申し上げます。
被災地の復旧・復興が進み、1日でも早く、
被災された皆様の日々が
穏やかで、
健やかなものになることを切に願っています。

また、寄付などで支援してくださっている皆様、
いつも本当にありがとうございます。

そして、私たちが託した祈りや想いを
運んでくださる
日本赤十字社のことを、
これからもより多くの方々に
お伝えしていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

どうぞよろしくお願いします。

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