山口県立豊浦高校JRC部を対象に、防災・減災講習を実施しました!

令和4年5月17日(火)、青少年赤十字(JRC)加盟校の豊浦高等学校JRC部5名を対象に、防災講習を実施しました。

はじめに、日赤の組織概要と活動を紹介し、いのちと健康、安全を守る「予防」の観点から、地域や学校などを対象に、救急法講習や防災講習を実施していることを伝えました。

次に、地震や津波の特性、大雨の際にどのように河川やまちの様子が変化するのか、写真やイラストを使って説明し、土砂災害発生の兆候などは体験談の紹介も交えながら、災害の種別によって避難方法や避難場所が違うことを具体的に伝えました。

また、避難所の話では、集団生活となることを想像し、持って行くものや感染症への備えについて考えたのち、JRCメンバーとして、「思いやり」や「助け合い」の気持ちと「奉仕」の実践を忘れないようお願いしました。

後半は、様々な被災状況を想定して、自分はどう行動するか発表し合いました。家族と連絡が取れない時に自分の判断で避難所に移動するか、また避難所にペットを連れて行くべきなのかなど、発表によって、それぞれ考えや行動が違うことが発見できました。

講習後、生徒からは 「今回、初めて真剣に災害について考えた。」「事前学習をしていたが、知らないことが多かった。」「学校の屋上は何メートルの高さなのか。津波がくることを想定して調べておきたい。」などの感想があり、防災意識の向上に繋がりました。