赤十字奉仕団が牛乳パックで非常食セットを作りました
災害時の備蓄は最低3日分でよいと思っている人が多いかもしれません。
しかし、富山県は大きな河川が何本も縦断しているため、地震などで橋が不通になると陸の孤島になってしまいますので、より多くの備蓄が必要です。
今回は、射水市大江赤十字奉仕団が牛乳パックを使った非常食セットを作りました。
作り方は簡単。
牛乳パックの注ぎ口をロの字に開けて、食料品や衛生用品を詰め込んで密閉するだけ。
少しの時間で誰でもできる災害時の備えです。
パックの側面には、食品ごとの賞味期限を記入した紙を貼り付けます。
物価高の影響で、非常食の定番である缶詰は用意できなかったとのことですが、予算は1食あたり500円。
参加者の皆さんは用意された食料品や衛生用品を手に持ちながら試行錯誤し、うまく詰められたとにっこりする方も。
この非常食セットの特徴としては、
①災害時に簡単に持ち出せるサイズであること
②防水性に優れており、しっかり密閉されていれば水に浸かっても中に水が入らない(水面に浮く)こと
③ミニ懐中電灯や携帯ラジオ、救急用品などの非常持出用品セットとしても利用可能であること が挙げられます。
夏休みで一家団欒の時間も多くなる今こそ、ご家族で災害時の備蓄について考えてみませんか?
非常食の賞味期限を記入します
どうしたらうまく詰められるか考えることで、頭の体操にもなります