令和5年度防災ボランティア研修会を開催しました

令和5年11月29日(水)、倉吉市の伯耆しあわせの郷で赤十字奉仕団の防災ボランティア研修会を開催しました。
この研修会は、災害時におけるボランティア活動の充実のため、地域防災計画等に盛り込まれる赤十字奉仕団の炊き出しについての知識と技術の向上を図るとともに、災害時における赤十字奉仕団の活動について考えることを目的として実施しました。
研修では、非常食の作成の実習として、災害発生から3日程度を想定した炊き出しとして、ハイゼックス袋(高密度ポリエチレン炊飯袋)を使用したご飯、簡単な材料で作成できる汁物とビニール袋で作るキャベツの即漬けを作成しました。午後からは、支部職員により、今年8月の台風第7号大雨災害における日赤鳥取県支部と赤十字奉仕団の活動についての報告を行い、今回の災害での奉仕団の実際の活動内容と今後の災害時にも想定される災害ボランティアセンターでの支援活動についての認識を共有しました。その後のグループワークでは「災害時の赤十字奉仕団の活動について」をテーマにして、災害時に県や市の地域防災計画で求められている赤十字奉仕団の活動について導入説明を行った後にグループに分かれて話し合いました。話し合いでは各グループで活発な意見交換がなされていました。
今回の研修内容を参加者が各団に持ち帰り、各団で防災や災害の奉仕団活動について考える契機となればと思います。

画像 ハイゼックス袋を使用したご飯作り

画像 グループワークの導入説明

画像 グループワークの様子

画像 各グループの発表の様子